この選手を見て欲しい レバンドフスキ

この選手を見て欲しい サッカー見ながら旅をする

ボールを持つと得点の予感がする選手。」それが、ロベルト・レバンドフスキ。
レバンドフスキはポーランド出身のFW。2019-20シーズンはドイツのバイエルン・ミュンヘンでプレーしている。今シーズン途中の得点数は25試合で25得点。毎試合1点づつ決めていることになる。

ポーランドのクラブでプレーを始めてドイツのボルシア・ドルトムントに移籍したのが、2010年。ドルトムント時代には日本の香川真司ともプレーした。2010-11、2011-12シーズンにはブンデスリーガも2度優勝を経験している。

その後2014年に同じドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍。在籍したシーズンのほとんどで20ゴール以上決めている。私が個人的に思っている良いFWの基準はシーズンで10得点決めていることだ。それに比べると倍以上の得点を取り続けている。しかもほとんど毎年だ。こうなると「良い」を超えて、世界レベルのFWだ。

なんで毎年そんなに点を取れるのかプレーを見て考えてみた。レバンドフスキはスピードで相手を抜き去っていくタイプではない。彼が点を取れるのは「体の使い方」「ボールを置く場所」「シュートの正確さ」にある。

体の使い方」 ・・ボールをキープするとき相手とボールの間に体を入れている。なのでボールを取られない。手と体を使ってボールを触らせない。パスを受けるとき、ボールを追うときも相手とスピードを競ってボールに早く触るということはしない。スピードで相手に勝つことを目的にしていないのだろう。自分がプレーしやすくてさらに相手がプレーできないように体を使う。自分に有利な姿勢を作ってからプレーする。
パスが来る→相手とボールの間に体を入れる。→ボールをキープする。この順番でプレーしてそれが正確だ。先に良い姿勢をとられた相手はどうすることも出来ない。 体をつかんでも押して倒してもファウルになる。ペナルティエリア内なら当然PKだ。相手はレバンドフスキに良い体勢を取られてしまったら、 ゴールを決められる確率は高くなってしまう。

ボールを置く場所」 ・・トラップするとき自分がシュートを打ちやすいところにボールを止めることができる。レバンドフスキは得点を良く取るFWだから相手からのマークも当然キツいそれでもいい場所にボールを止める、置くことができるのだ。自分の足元に近いすぎる所にボールを止めてもすぐにシュートすることはできないし、遠い所に止めると相手にクリアされる。得点をいつもとっているから場所も分かっているのだろう。

シュートの正確さ」 ・・レバンドフスキのシュートは正確だ。正確なシュートとは相手キーパーの届かない所にボールを蹴ることができるということ。レバンドフスキはゴールの近くでプレーするから強いシュートでなくてもいいのだ。キーパーの届かない隅のところ、足の間。そういう場所を狙っている。届かない場所にボールを蹴られるとキーパーはお手上げだ。鋭い反応ができても届かないのだからどうしようもない。

レバンドフスキがゴールを取るまでの流れをまとめるとこんな風になる。

体の使い方」自分の有利な態勢・相手がプレーできないようにボールを受ける。

ボールを置く場所」自分がすぐにシュートを打てる所にボールを止める。

シュートの正確さ」 相手キーパーが届かない場所にボールを蹴る。

この3つを正確できる。レバンドフスキの試合を見るときはこの3つに注目してみるといいだろう。特にフットサルやサッカーをしている人はレバンドフスキのプレーを手本にすることをおすすめだ。始めたばかりの人はパスを受ける時やキープする時の体の使い方を見て真似してみるといい。プレーがしやすくなってもっと楽しくなると思う。





コメント

タイトルとURLをコピーしました